この会社辞めたい｜typeオリジナルマンガ

俺の名前は阪口、31歳。この弱小ベンチャーに勤めて早5年。
そろそろこの会社を辞めようかと思ってる。

坂口「（この会社は騒がしいんだよなもっと落ち着いたところないかな……）」

同僚「阪口さん、この修正お願いします」

坂口「え、これなんでもっと早く対応してくれなかったんですか」

同僚「いや〜色々あってさ！」

坂口「ちゃんとして下さい困ります」

イライラが爆発した坂口さんは社長に宣言してしまいます。

坂口「あ、社長僕この会社辞めます」

社長「え！？何が不満だった！？やりがい？給料？人間関係！？」

坂口「いえ、なんとなく…」

社長「みんな！！阪口、会社辞めるってよ！！」

それなり「ええっ社長が若ハゲだからですか」

社長「そうじゃないと思う」

「誰か阪口の悪口言ったんじゃないのか」
「社長の悪口しか言いませんよ」
「だとしてもここで言うなよ傷つくだろ」
「君はもっと阪口に優しくしたまえ」
「してますよ」
「優しさが足りないと思う」

ワーーーワーーー

一大事に大騒ぎの同僚たちを見てふと落ち着く坂口さん。

坂口「（ほんとうるさいな。まぁ、もうちょっとここでいいかな）」

間の愛情をちょっと感じて、思いとどまったようですね。